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はなさかふぇんてる

日本昔話 「はなさかふぇんてる」


昔々、とある山奥の里に心優しいおじいさんとおばあさんがおりました。
ある日、おじいさんが畑で大根を収穫していると隣に住んでいる
ちょっぷじいさんの大声がきこえてきたのです。

「やい!このふぇんてる!また畑をあらしおって!この!この!」

ちょっぷじいさんは、木の棒を振り回してふぇんてるを追い掛けていました。
団子のような大きくまるい鼻を真っ赤にして、鼻血を出しながらも
にやにやと嬉しそうな顔をしているふぇんてるに、
おじいさんは一瞬引いてしまいました。

しかし、どんなに気持ち悪いふぇんてるでも生きているのです。
そう考えたおじいさんは、ふぇんてるを助けてやることにしました。

「やあ、やあ、ちょっぷじいさん。そのぐらいにしてあげてくれませんかね。
 確かにふぇんてるは気持ち悪いが、動物をいじめるのはよくない」

横槍を入れられたちょっぷじいさんは、一瞬目をむいて更に怒りました。

「なにを!このふぇんてるがわしの畑をあらすんじゃ!
 ふぇんてるが悪い!ふぇんてるのせいじゃ!」

おじいさんは、確かにちょっぷじいさんのいうとおりだとおもいました。
しかし、やはり助けてあげることにしました。

「まぁ、そこをなんとかのう」

おじいさんがあまりにもしつこく頭を下げるので、
ちょっぷじいさんもいい気分になってしまいました。

「そこまでいうなら、これでゆるしてやろう、ほれ!」

ちょっぷじいさんは、最後に木の棒をふぇんてるになげつけて
愉快そうに高笑いをして家の中へと戻っていきました。
かわいそうにふぇんてるは、投げつけられた木の棒でたんこぶが出来てしまいました。

おじいさんに助けられたふぇんてるは、お礼をいいました。

「ありがとう、おじいさん。実は私は、はなさかふぇんてるなのです。
 何か願い事はありませんか、お礼にひとつかなえてさしあげます」

おじいさんは、所詮ふぇんてるだとおもったので、適当に流しました。

「おおありがとうよ、ふぇんてる。それじゃひとつ。
 明日にでもちょっぷじいさんを驚かせておやり」

「はい、おじいさん。それではさようなら」

そういうと、ふぇんてるは夕暮れの闇にとけてきえていきました。

次の日の朝、おじいさんが畑の手入れをしようと外にでると
なにやらちょっぷじいさんの家からまたまた大きな声がきこえてきます。

「おおじいさん!ちょっぷじいさん!なんてことでしょう!」

同じくいじわるなひおばあさんの声でした。
ふしぎにおもったおじいさんが、ちょっぷじいさんの家に顔を出すと・・・。

そこには、鼻が裂けて顔から血を噴き出したであろう
ちょっぷじいさんの遺体があったのでした。

ふぇんてるは、「鼻裂きふぇんてる」という恐ろしい妖怪だったのです。

めでたしめでたし。
コメント
No title
私の扱いがどう見ても1番ひどい
2013/07/30(火) 00:49 | URL | っぷ #-[ 編集]
No title
隣の被害者のちょっぷじいさん
2013/07/30(火) 01:33 | URL | いず #-[ 編集]
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