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人狼ノベライズ4

4日目深夜 01:00 村の酒場にて

*side Juliet

話し合いが終わった後の酒場は、早々に人がいなくなる。
皆、互いに疑っているから長く顔を合わせていたくないのかもしれない。
でも、私は知っていた。

酒場に残って、その日の後片付けを遅くまでしている人のことを。
まだこの時間ならいるのだと、確信していた。

「こんばんは」

特にひねりもなく、淡々と酒場の戸を開けた所で予想通りの光景を確認する。

「…ジュリエットさん。何か忘れ物でも?」

テーブルに伏せるようにして、熱心にテーブルを磨いていたお目当ての人物。

「ええ、大事な、大事な忘れ物をね」

―――何となく。
フニクリなら"そう"しているんじゃないか、とは思っていた。
昔、私達幼馴染の間で始まった交換日記。
最初は互いに喜んで、日々のできごとや愚痴を書き込んではいたけれど、
プシケが早々に飽きて、そのままプシケの家にしまわれていたものだ。

(案の定というか、何というか)

昔から素直で、少し頭の足りない愛すべき幼馴染。
久しぶりに村で再会したフニクリを、一目見たときから思っていた。
そう、「フニクリが私を疑うことはきっとないのだ」と。

互いが互いに疑いあい、そして「票と意見の数」がモノを言う。
この人狼騒動が起きた時から、私はそれを確信していた。
その中で、無条件に自分を信用してくれる人のなんと有益なことか。

「私はね、それ以外の邪魔なものを消していけばよかっただけなのよ」

抑えきれず口角が吊り上がる。

「何を…」

薄ら笑いを浮かべて歩み寄る私。
浮かぶ怪訝な顔。

「この騒ぎが起きてから、私の目的は最初から一つだったの」

「だから、何を言って」

遂に警戒心を露にする。
警戒されても困るのだけど、してもしなくても結果は同じだから。

もう少しスマートなやり方はなかったものだろうか。
あったとは思う、あまり賢い方法ではない。
でも確実な方法なのだ。

「あなた、もう終わりね」

そして、絶叫。

「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「あはははははははは!!!!!」


その騒ぎを聞きつけて、村人達が集まる少し前のことだった。
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