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人狼ノベライズ3 

3日目 深夜 02:50 民家 裏庭

* other side


(―――必ずここに来るはずだ。)

深夜も3時に近い頃。
人狼の騒ぎなどなくても、誰もが一日の活動を終えて寝静まる時間である。
初日に襲われたクラウスだけは早い時間に襲われていたが、
昨日襲撃されたドーハンは、遺体の状態から深夜に襲撃されたことは解っていた。
だからこうして、こんな時間に夜風に晒されながらもこの場所、
裏庭の茂みに潜んでいた。

ジョセフィンの家にある出入り口は全て罠を仕掛けてある。
もし人狼がこの場所に来たのなら、いずれかの罠にかかるはずだ。
知らず、地面に寝かせたボウガンを握る手に力が入った。

(そこを、コイツで狙う。それで撃退できれば十分か)

ドーハン達の遺体を検分した限りでは、人狼は恐ろしく俊敏で、力が強いと思われた。
成人男性の肉体をあそこまでグシャグシャな状態にしていたのだ。
単純に、人間では想像もできないような身体能力を持っているのだろう。
もしかしたら、普通の生物と同じように心臓がとまれば死ぬのかもしれない
が、不確定な情報を元に自分の命を賭けられるほどには酔狂でもなかった。

それにブランクもある。
かつて現役であった頃と、平和になれた今の自分では
自身の反応や能力、それに「勘」の鈍りを否定することはできない。
見つかれば、自分が「狩人」であることが人狼に露見してしまう。
自分が襲われてしまえば元も子もなくなってしまう。

狼側の人員は、狂人が1人に狼が2人だ。
霊能者に1人と占い師に1人出ているのだから、あと1人が問題になる。
霊能者の処刑は既に済んでいるのだから、後は占い師と潜んでいる1人。

(襲ってくるのは占い師になるはずだ、そうすれば狼が潜んでいる場合わからなくなる)

狼が最も恐れる存在は占い師だと確信していた。
霊能者は処刑を終えて死体にならねば人か狼かが解らない。
死んだ後のことしかわからないのだ。
だが占い師は違う、生きている時から狼を「お前は狼だ」と告発できる。
どちらを恐れるかは自明だろう。

問題は、どちらの占い師が本物かということだけだった。
こればかりは、大部分を「勘」に頼るしかない。
だが、推測することはできる。

(狼はあの人で間違いないはずだ。それならきっと、こっちを襲ってくる)

さあ、今日こそは―――。

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